2017年11月02日
10月31日(火)、メディアホールにおいて、三重県警察サイバー犯罪対策課より松尾茂樹氏をお招きし「個人情報と情報セキュリティ対策」と題した研修会が開催されました。
開催にあたり加納 哲理事(情報・環境担当)・副学長から、「大学としてセキュリティ対策は行っていますが、これで万全というものではありません。個人のリテラシー、モラルが基本となりますので、引き続き皆様のご理解ご協力をお願いします」と挨拶がありました。
松尾講師からは、サイバー空間での攻撃は日々変化し手口も巧妙になっており、誰もが攻撃対象になることや、メールの添付ファイルに注意を払うこと、パソコンのアップデートを適切に行うこと、ウイルス対策を定期的に行うことなど基本的な対策が、いかに重要であるか、また、セキュリティ対策は全員が当事者という意識で取組むことが大切である、などの説明がありました。
パソコンを使用して実際にアクセスポイントを作成し、アクセスした人の情報が流出する状況や、攻撃者が被害者のパソコンからデータや画像を搾取する状況など、非常にリアルなデモンストレーションが行われました。
最近の事例に基づき、三重県警察HPでは、被害にあわないための情報提供、またセキュリティ危険疑似体験などについて広報しているので参考にしていただきたい、との紹介がありました。
終了後は質疑応答がありました。