2017年11月07日
11月7日(火)、三重大学の学生及び教職員を対象とした津波避難訓練を実施しました。
今回の避難訓練は、伊勢湾に津波警報が発表された場合を想定し、垂直避難の実施、要救助者の点検と発見時の対処要領、安否確認報告、部局との無線通信、対策本部の運営を訓練しました。
事務局内での垂直避難
教育学部(左)と生物資源学部(右)の垂直避難
垂直避難後、避難者は自身のスマートフォンを用いて、今年から新たに導入された安否確認システムを利用し、避難情報を報告しました。入力した情報は災害対策本部に集約され、学生・教職員等の避難状況や負傷の有無を把握することで、今後の捜索救助などの対策に役立てます。
初期消火訓練(左)、保存期限の短くなった保存食の配布(右)
災害対策本部は無線を使用して学内の被災状況を収集するとともに、大学としての今後の対策を検討することになります。
総評を行う駒田三重大学長(左)と川口 淳 工学研究科准教授(右)
地震・津波はいつ発生しても不思議ではなく、訓練は緊迫した空気の中で実施されました。
三重大学は今後も定期的に避難訓練を実施し、学生・教職員の全構成員が防災に対する意識と技能を高めてまいります。