2017年11月20日
忍者文化研究プロジェクト レクチャー・デモンストレーション2017(ベトナム)を、ホーチミン市師範大学および国際交流基金ベトナム日本文化交流センター協力のもと開催し、山田雄司人文学部教授、吉丸雄哉人文学部准教授、川上仁一社会連携特任教授が講演・実演を行いました。どの会場でも熱気にあふれていて、ベトナムでの忍者人気の高さを感じます。
11月14日(火)ホーチミン市師範大学で開催された講座では、大阪大学から留学中の日本人学生による司会のもと、安食和宏人文学部長による開会挨拶、続いて山田雄司・吉丸雄哉・川上仁一が講演・実演を行い、学生を中心に約700名の参加者がありました。なぜ現代において忍者の研究が必要なのか、ベトナムとの共同研究の予定はあるのか、といった質問があり、三重大学に留学予定だとの学生も見られました。
11月16日(木)ハノイのベトナム女性博物館で開催された講座では、会場に入りきらない市民の皆さん約430名余りの方々の参加がありました。山田雄司・吉丸雄哉・川上仁一が講演・実演を行い、ベトナムの放送局がいくつも取材に訪れました。終了後も質問や写真撮影などの長い列が続きました。
11月17日(金)ハノイのベトナム国家大学人文社会科学大学で開催された講座では、大学生を中心に397名の参加があり、山田雄司・吉丸雄哉・川上仁一が講演・実演を行いました。忍術の本質はどのようなものか、現代の生活にも役立つ忍術を教えてほしい、といった意見が見られました。