2017年08月03日
平成29年7月24日(月),日本学術会議にて開催の「フューチャー・アース日本コンソーシアム会合」にて、生物資源学研究科のコンソーシアム参加が承認されました。
会合では研究科を代表して、飯島慈裕准教授が生物資源学研究科でのフューチャー・アース推進に向けて、その概要を紹介しました。
近年、地球規模で急激に変化している環境および社会情勢の中で、地球全体における持続可能性を確保した上での社会形成を目指すため、地域の経済発展と環境保全が互いを犠牲にし合うことなく、融合し相乗効果を伴いながら様々な課題を解決する必要が高まっています。
フューチャー・アースとは、研究者、地域社会や政策担当者だけでなく、産業界、市民団体、学術界など様々なステークホルダーと協働し、多面的な視点でこれらの課題を社会各層の関係者と協働で解決する、学際及び超学際研究の取組みの刷新を目指す、全く新しい国際学術プログラムです。
日本国内では、日本学術会議が中心となってフューチャー・アースへの取組を全国的に推進するためのフューチャー・アース日本コンソーシアムが組織され、積極的な活動が行われています。
フューチャー・アース日本コンソーシアムへの参加によって、フューチャー・アースに関わる国内の動向や諸活動の運営に関与できるほか、他機関との意見交換や連携が進むなど、フューチャー・アースの理念に基づいた活動の推進を図る上で大きなメリットとなります。
生物資源学研究科では、フューチャー・アースを推進するための推進ユニットを組織(代表:立花義裕教授)し、研究科内の分野横断型の学際研究と、地域社会との協働を進めてまいります。