2017年08月04日
7月26日(水)、総合研究棟Ⅱメディアホールにおいて、「学生支援サミット2017~学生、教員、職員で実現するユニバーシティ・エンゲイジメント・プロジェクト~」が開催されました。
本サミットは、学生・教員・職員が協働しながらディスカッションをし、より良い三重大学となるよう考えていく貴重な機会として、学生総合支援センター主催で毎年開催されているイベントです。本年度は「誰もが安心できる安全なキャンパスの実現」をテーマに、学生・教職員合わせて82名が参加し、学生総合支援センター障がい学生支援室 森浩平講師の進行のもとサミットが行われました。
冒頭、学生総合支援センター副センター長 長屋祐一准教授から「学生と教職員が力を合わせて、より良いアイデアを出していってください」と開会の挨拶がありました。
学内外の交通問題について、「キャンパス内の自転車の盗難」「大学周辺アパートへの無断駐輪・無断駐車」など、実際に三重大学に寄せられた意見・課題を例に挙げ、学生・教職員を交えた10人ほどの8グループに分かれ、それぞれに課題を選んで解決のアイデアを考案しました。
会場内ではカフェサークル「Le Lien」のコーヒー・紅茶も振舞われ、和気あいあいとした雰囲気の中で、各自の実体験も交えた活発な話し合いが行われました。
ディスカッション後の発表では、各チームから個性あふれるユニークなアイデアが発表され「交通安全サークルを作る」「自転車の買い取り・引渡し制度を作る」「駐輪場の増設」「マナーの悪い人へのペナルティを科す」などが提案されました。
また、発表後には参加者投票により、「ベストグループ賞」「ベストアイデア賞」がそれぞれ選ばれ、表彰が行われました。
閉会の挨拶として、野崎哲哉 副学長(学生総合支援・インターンシップ担当)から「学生の皆さんからいただいた今日の意見をまとめて大学へ提言し、実現していきたい。」とお話があり、今後の進展が期待される有意義なサミットとなりました。