2017年02月07日
1月28日(土)、メディアホールにおいて、三重大学と三重県教育委員会が連携して実施している「三重CST養成プロブラム」のシンポジウムが行なわれました。
このプログラムは、平成24~27年度まで(独)科学技術振興機構(JST)の支援を受けて実施した理数系教員(CST:コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築プログラム」を継続しているものです。今回が第4回目のシンポジウムとなり、CST認定教員をはじめ、教育委員会などから65名が参加しました。
山本俊彦理事・副学長(教育担当)の挨拶に引き続き、第1部ではICTを活用した理科授業の実践を4名のCST認定教員が報告し、意見交換をしました。第2部では、国立教育策研究所の山中謙司調査官より、「中教審の動向から見る小学校理科の授業改善の方向性について」のご講演があり、次期学習指導要領における改訂の視点や育成すべき資質・能力など有益なお話を伺うことができました。また、第3部では県内6地域でのCSTの活動が報告されました。参加者へのアンケートでは、三重大学を中核として教育委員会や学校現場が連携を深めて三重CST事業が推進されているという感想などが寄せられていました。