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平成28年度 第2回三重大学防災訓練を実施

2017年01月10日

12月6日(火)、平成28年度 第2回三重大学防災訓練を実施しました。

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第1回の訓練から引き続き、南海トラフ巨大地震発生(M9.0、津市震度7、津市津波浸水1m~4m)後24時間経過~おおむね72時間迄の三重大学災害対策本部の主要機能・活動について訓練し、その対応能力の向上を図りました。この際、上浜キャンパス内津波浸水時における排水要領について応援防災機関との連携要領、及び救護所の開設・運営要領を図上・実動でもって訓練し、本学BCPの実効性を検証することを目的に実施しました。

訓練では、災対本部の設置、情報活動、対処方針の決定、各種応急対策の検討・実行、関係部局・機関との情報受伝達・調整、本部会議の運営等災対本部活動の24時間経過後~72時間までの対応について総合的に行いました。

当日は、エクアドルのJICA研修団、青年海外協力協会、東洋大学教授、計22名が視察に訪れておりました。JICA研修団は三重大学の防災訓練を自国の防災に反映できるよう熱心に耳を傾けていました。今回の視察は大変有益であったとのことで来年度も同団体より視察研修の依頼を受けたとのことです。

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訓練を終えた後、工学研究科の川口 淳准教授から「今回は対応が非常に困難な想定での訓練を行いました。災害なのでマニュアル通りにはいきませんが、各々が自分の置かれた状況を把握し、大学全体で把握することが必要です。各々や各班が大学としてできることをリストアップし、ベストな選択をすることが大事で、今回の訓練でそれができていたのか見直してほしい」との講評があり、駒田美弘学長からは、「『正常化の偏見』という言葉があるように、危険が迫ってきているのに逃げようとしないことがあります。みなさんには自分の安全を確保する気持ちだけでなく、率先避難者として行動をおこしてほしい」との総評がありました。

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今回の訓練を活かし、今後もさらなる防災体制の整備をすすめていきます。

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