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第1回 「みえ歴史的町並みネットワーク・ゼミ」を開催

2016年12月21日

12月18日(日)、工学部大会議室および15番教室において、第1回 「みえ歴史的町並みネットワーク・ゼミ」を開催しました。

「みえ歴史的町並みネットワーク」は平成27 度までの「みえ歴史的町並み防災・復興研究会」から改称し、これまでの防災・復興に関するテーマを継承しながら、今後は、歴史的町並み・集落における地域衰退(人口減少や高齢化等)の深刻化、空き家の利活用の推進による地域再生等の問題も幅広く取り上げていくことを予定しています。今回行った第1 回「みえ歴史的まちなみネットワーク・ゼミ」では、静岡県における歴史的建造物の保存活用の取り組みについて講師を招いて話題提供して頂くとともに、2つの分科会における議論を通して、三重県における歴史的町並みの保全・活用・防災等について考えました。

伊勢市都市整備部都市計画課の森田一成課長の挨拶の後、最初に行われた全体会では、本ネットワークの代表を務める本学工学研究科の浅野 聡准教授、シンカイ設計の新開悟弘代表から事務局報告があった後、静岡県ヘリテージセンターSHECの塩見 寛センター長から講演「静岡県における歴史的建造物・歴史的町並みの保存・活用の取り組み」が行われました。

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続いて、第1分科会「町並み保全と地元主体のまちづくり」、第2分科会「空き家対策と民家の活用-防災・景観・地域活性化-」が行われ、それぞれのテーマに基づいて、三重県建築士会の森本則晃会長、日本建築家協会三重地域会の中西修一氏の司会のもとで、パネルディスカッションが行われました。

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最後の全体会では、2つの分科会から報告があり、議論された内容のまとめが行われ、最後に松阪市都市整備部景観推進室の山本誠室長の挨拶を以て終了しました。

今回は80名の参加があり、三重県の歴史ある町並みをどのように守り、活用していくか、今後の計画・対策につながる有意義な機会となりました。

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