2016年11月04日
10月27日(木)、三翠会館2階和室において、2016年度 三重大学地域貢献事業 人文学部特別講座「桂吉坊に聞く落語の人情」を開催しました。上方落語の桂吉坊さんが上方落語を実演し、その後、吉丸雄哉人文学部准教授がインタビューを行いました。
会場には、学生、教職員及び学外からの落語ファンの方など約70人が詰めかけました。安食和宏人文学部長からのあいさつの後、三味線の出囃子とともに桂吉坊さんが和室に設えられた高座に登場しました。
演目は「一文笛」。吉坊さんの演技力に会場は引き込まれ、テーマであった「落語の人情」を身にしみて感じることが出来ました。
続いて、吉丸雄哉先生も高座に上がり、日本が世界に誇る話芸である「落語」について吉坊さんにお話をうかがいました。
「一文笛」を演じるうえでの要点や、噺の覚え方、お稽古の方法など落語家にしか分からない内容のお話を沢山聞くことができ、落語ファンも落語を初めて聞く学生も楽しめる内容となりました。
秋涼に「落語の人情」を感じられる素敵な機会となりました。