2016年09月30日
9月29日(木)、総合研究棟Ⅱの1階メディアホールにおいて、アドミッションセンター設置記念セミナーを開催しました。
三重大学では、文部科学省機能強化促進分(入学者選抜改革分)の採択を受け、入学者受入れの方針に基づく入学者選抜方法の改善と運営体制を確立するために、アドミッションセンターを設置しました。このセンターの設置を記念したセミナーを開催しました。
駒田美弘学長から開会の挨拶があった後、アドミッションセンターの飯田和生副センター長から、アドミッションセンターの概要と本学のおかれている環境について説明が行われました。続いて、文部科学省高等教育局の角田喜彦大学振興課長から「高大接続改革について」と題して記念講演が行われました。角田大学振興課長は「高大接続改革とは大学入学者選抜改革にとどまらず、大学教育改革、高等学校教育改革も含まれている」と話したうえで、高大接続改革の背景や必要性、進捗・検討状況について講演がありました。講演後は「どういう材料を基に子どもを評価すればよいのか」「高大接続の成果とは何を目指すのか」など活発な質疑応答が行われました。本学の教職員をはじめ、三重県内の高等学校教員の方にもご参加いただき、75人が高大接続システム改革の知識を深めました。今後の入試改革や高大接続の進め方へ発展する有意義なセミナーとなりました。
アドミッションセンターの飯田和生副センター長 文部科学省高等教育局の角田喜彦大学振興課長
セミナー後は、アドミッションセンターの看板掲揚式が行われ、新たなセンターの設置を祝いました。