2016年07月13日
7月8日(金)、総合研究棟Ⅱ第一会議室において、平成28年度三重地域留学生交流推進会議第27回総会が開催されました。
この会議は、三重県内における留学生の円滑な受入れの促進と交流活動の推進を図るとともに、地域住民の国際理解の増進に寄与することを目的とし、三重県内に所在する国・地方公共団体、経済団体、民間団体及び高等教育機関の44機関・団体で構成され、年1回三重大学で開催されます。
駒田学長の挨拶の後、文部科学省高等教育局 学生・留学生課課長補佐 森 次郎氏による「留学生政策をめぐる現状と取組」と題して、留学生の受入れにかかる現状と政府全体の方針・支援策等や今後の課題についての説明と、官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~の事例紹介がありました。
続いて、参加機関・団体の担当者から、平成28年度事業実施計画案について説明があり、本学からは、主な事業計画案として「地域大発見と情報発信ツアー」の企画について説明を行いました。こちらは、COC+参加校の留学生に県内(東紀州地域)の自然・歴史・文化を3泊4日で体感し、地域の魅力発見と留学生の県内就労の促進を目的として実施するものです。続いて、平成27年度にかかる事業実施報告の追加報告と高等教育機関別の在籍身分別・国地域別・宿舎別留学生数の報告と平成27年度奨学金受給状況及び国籍別就職状況について報告があり、留学生の受入れ地域の拡大について意見が出されました。
最後に、後藤副学長(学生総合支援担当)から、留学生支援への謝辞と今後の留学生の三重県内就職率向上への期待が述べられ、会議が締めくくられました。