グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

博学連携シンポジウム「大学の"学芸員養成"教育と博物館~文化の裾野を広げるために~」を開催

2016年03月23日

2月29日(月)、総合研究棟Ⅱ1階のメディアホールにおいて、博学連携シンポジウム「大学の"学芸員養成"教育と博物館~文化の裾野を広げるために~」を開催しました。

20160229_博学連携シンポジウム (41)

博物館は、地域の自然・社会・生活をフィールドにし、地域づくりに貢献しながら、自らも学術的・文化的に活性化し高まっていきます。このような地域との関係は、今後の大学にも強く求められています。本シンポジウムは、地域と博物館と大学をつなぐ人材の育成という広い視点から今後の"学芸員養成"について展望するために開催されました。

冒頭、駒田美弘学長から「地域活性化を目指す大学としてこのシンポジウムは大きな推進力になると期待しています」との言葉があり、続いて、三重県総合博物館の布谷和夫館長から挨拶がありました。

次に、大阪市立自然史博物館から佐久間大輔氏をお招きして、「ユーザーを育て博物館コミュニティを築く―博物館を社会の中で活かすしかけとしての人材養成プログラム―」と題した基調講演が行われ、地域と結びついた博物館や学芸員のあり方、市民と真に繋がる博物館教育について問題提起をしていただきました。佐久間氏は「学芸員は自身の専門だけでなく、博物館の全体を理解しなければならず、博物館の取り組みを外に知ってもらうためには博物館職員との連携も非常に重要です」と話し、博物館や学芸員が抱える課題などを説明されました。

20160229_博学連携シンポジウム (20) 20160229_博学連携シンポジウム (29)

最後に、佐久間氏、海の博物館の石原義剛館長(三重大学客員教授)、皇學館大学文学部の岡野友彦教授(佐川記念神道博物館館長)、三重県総合博物館学芸員の中野千恵氏をパネリストに、教育学部の山田康彦教授のコーディネートのもと、パネルディスカッションが行われました。

20160229_博学連携シンポジウム (36) 20160229_博学連携シンポジウム (22)

参加者110人はメモをとるなど、熱心に聞き入っていました。

最新の記事