2016年03月22日
3月18日(金)、三重大学生協第一食堂において、記者会見「大学の知を地域へ還元!学生・教員が企業と協力、開発した三重大発の新商品3点をお披露目します」を開催しました。
今回発表した新商品は、以下の3点です。
「鮭びしお」は、鮭の尾びれを使った魚醤です。魚の臭みは全くなく、鮭の旨みに香りや甘味を引き出した上質な魚醤となっています。製造は桑名市のヤマモリさん。百五銀行さんの紹介から、津市の丸新水産さんを紹介していただき、未利用資源となる鮭の尾びれを使った魚醤の製作が始まりました。味の方向性や商品デザイン、プロモーションは三重大ブランドづくり学生委員会が行い、また、成分についても生物資源学研究科の苅田教授が詳細な分析を行って仕上げた新三重大ブランド商品となります。
「Le Lien ブレンド」は、カフェサークル「Le Lien」の学生たちが、名古屋市のシーシーエスコーヒーさんと作り上げたオリジナルブレンドコーヒーです。サークルの合言葉でもある「Chat over a cup」(カップを片手におしゃべりしよう)をテーマに、コーヒーを片手に会話をわいわい楽しめるコーヒーを目指して5000以上のブレンドパターンを試し、今回のブレンドに行き着きました。出来上がった「Le Lien ブレンド」はクリアな味わいとさわやかな酸味、すっきりとした後味が特徴のコーヒーです。
「農場バウム(愛称:つぶやけないバウムクーヘン)」は、教養教育の授業「アントレプレナー論」から生まれたバウムクーヘンです。日本語に訳すと「企業家論」となるこの授業の中で、三重大学附属農場の作物を使って地元のお店と商品開発をプロデュースしよう!」という企画を行い、学生たちと津新町の仏蘭西菓子ルフランさんが協力して生まれた商品です。農場のイチゴとジャムを使用した、イチゴの豊かな風味と甘酸っぱい香りが特徴的なバウムクーヘンです。また、学生たちは商品名にもこだわり、正式名称は「国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター附帯施設農場×仏蘭西菓子ルリアン×教養基盤科目キャリア教育領域『アントレプレナー論』及び教養統合科目地域理解・日本理解領域『地域理解特殊講義S』受講学生とのコラボレーションストロベリーバウムクーヒェン」となりました。あまりにも長いため、学生からはツイッターでもつぶやけない「つぶやけないバウムクーヘン」とも呼ばれています。お買い求めの際は、「農場バウム」、または「つぶやけないバウムクーヘン」でお尋ねください。
これらの商品は全て本日3月22日(火)より発売開始となり、以下の販売所、または本学の卒業式及び入学式の会場でもお買い求めいただけます。ぜひ一度ご賞味ください。