2016年03月10日
3月5日(土)、事務局2階会議室において、「平成27年度三重CST認定式」を開催しました。
CST養成プログラムでは、大学と教育委員会が連携し、地域の理科教育において中核的な役割を担う理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー;CST)を養成しています。所定のプログラムを修了した教員をCSTとして認定し、地域の理科教育の拠点で研究授業や研修会を実施し、理科教育の充実と発展に貢献することを目的としています。
三重大学では、三重県教育委員会と連携し、科学技術振興機構(JST)の支援を受けて平成24年10月からプログラムをスタートしました。平成27年度実施が支援期間の最終年度となります。
このたび12人の三重CSTが誕生し、駒田学長より認定書が授与されました。
認定者を代表して、多気町立勢和中学校教諭の東 啓太氏より「CST養成プログラムで培った知識や体験を活かし、生徒たちに理科の楽しさと本質を教えることができるよう、これからも努力していきます」と挨拶がありました。
CST認定バッチを手に今後の抱負を語る東氏
認定式には、三重県教育委員会の関係者や本事業のアドバイザーも参列され、認定式の後は参加者間で自由に意見交換が行われ、有意義な認定式となりました。
三重大学は今後も三重県教育委員会と連携し、三重県の教育の充実と発展に寄与する取り組みを進めて参ります。