2016年01月07日
1月6日(水)、教養教育校舎120番教室において、教養教育科目「三重学(三重ブランドの創出)」で「企業と女子学生との意見交換会」を開催しました。
本意見交換会は三重県と百五経済研究所の協力の下、企業、県、学生が一丸となってワーク・ライフ・バランスを考える機会として開催され、学生約300人が参加しました。
冒頭、人文学部の朴 恵淑教授から「子育てをしながら仕事をするにはどのような環境をつくる必要があるのか、男女に関わらず、色んな意見を出してほしい」と挨拶があり、その後、三重県雇用経済部雇用対策課の高松基子障がい者・女性雇用班長から「今年度から新しく女性が働き続けることができる職場環境づくりの事業に取り組み始めました。その一環として今回の意見交換会を開催しています。学生のうちからライフプラン、キャリアプランを考えることが重要なので、積極的に意見交換を行ってほしい」との言葉がありました。
続いて、百五経済研究所の山口裕佳里氏をコーディネーターに、中外医薬生産株式会社、株式会社光機械製作所、株式会社百五銀行、株式会社マスヤグループ本社からお越しいただいた6人から、社内での女性の活躍状況や実体験を交えた育児と仕事の両立についてなど、学生が将来のキャリアについて考える上で貴重な内容をお話しいただきました。
講演の後、学生から「管理職クラスが育児休業をとった場合、そのポジションをどのようにサポートしているのか」、「仕事と育児を両立しているとき、子どもが病気をしたときなどの周りのサポートはどのようなものだったか」など、具体的な質疑応答が行われ、最後に企業の方々から「働いているからこそできる子育てがあります」、「色んな方の話をいっぱい聞いて視野を広げてください」と学生に激励が送られました。