グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

第1回サイエンスサロン「防災・減災の未来を考える」を開催しました

2015年12月17日

12月10日(木)、環境・情報科学館3階において、第1回サイエンスサロン「防災・減災の未来を考える」を開催しました。

20151210_第1回サイエンスサロン (9)_R

このサイエンスサロンは、これまで開催していた学内サイエンスカフェを踏襲するもので、毎回1つのテーマのもとに学部・研究科を越えて学内の研究者が集い、代表者数名の研究紹介を基に自由に討論を交わすことで、研究者間の繋がりを強めるとともに、異分野融合の新しい研究グループの形成を促すことを目的としています。

今回は「防災・減災の未来を考える ~防災・減災分野における研究・教育の先進大学を目指して~」をテーマに、生物資源学研究科の立花義裕教授、医学部附属病院の武田多一准教授、教育学部の宮岡邦任教授の3名が研究紹介を行いました。

20151210_第1回サイエンスサロン (47)_R

気象学を専門とする立花教授の研究紹介では、「地球科学教育を充実させれば天災被害は激減する」と題して、台風の進路予想などの気象学の最先端研究に触れながら、豪雨被害や猛暑による熱中症などを例に、異常気象への知識の充実による災害被害の減少について説明がありました。

20151210_第1回サイエンスサロン (83)_R 20151210_第1回サイエンスサロン (105)_R

続いて、病院災害医療センターでセンター長を務める武田准教授からは、「災害医療」と題して、東日本大震災やネパール中部地震などに災害支援に向かった際の現場での経験や、三重県での災害支援受け入れ時に混乱を防ぐためのコーディネートシステム構築の必要性などの話がありました。その後、水文学(自然界での水の循環について研究する学問)を専門とする宮岡教授から、「地理学における地域研究から防災・減災への貢献を考える」と題して、災害時の湧き水利用についてや、飲み水の水質保全のための地下水系の調査とその必要性など、詳しい解説が行われました。

3名の発表の後に行われた質疑応答では、「大学の被災時の水確保」、「医療での気象情報の利用」などについて質問があり、また、「学部間連携での防災・減災キャンパスづくり」などについても言及され、新たな展開が期待できる実りのあるサロンとなりました。

最新の記事