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実験動物感謝式が挙行されました

2015年11月30日

11月26日、講堂小ホールにおいて「実験動物感謝式」が挙行されました。

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三重大学では、医学の発展や生命科学の進歩のために供せられたマウスやラットなどの実験動物に感謝の念と敬意を表すため、例年この時期に「実験動物感謝式」を執り行っています。この日は、学生を含む動物実験に携わる生命科学研究関係者約120名が参列しました。

式の冒頭では、生命科学研究支援センターの野阪哲哉センター長から式辞が述べられました。野阪センター長からは「近年の生命科学の進歩は長年にわたる動物実験の基礎の上に築かれてきたもの。実験に用いられてきた動物の犠牲を厳粛に受けとめ、研究の犠牲となった動物に感謝の意を捧げるとともに、今後の実験においても動物愛護の精神に則り、研究倫理に基づき充分な配慮をもって行なう」との言葉があり、実験動物への感謝と今後の実験への誓いが示されました。

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式辞の後には参列者による献花が行われました。参列者は献花台に花を捧げ、慰霊碑に向かって手を合わせて思い思いに祈りを捧げました。その後、動物実験施設統括責任者の山崎英俊教授から閉式の挨拶があり、その中では動物実験の基準についての理念である"3R"、「Replacement(できる限り動物実験に代わる方法で」、「Reduction(使用動物数を最小限に)」、「Refinement(苦痛を与えないように)」の再確認が行われ、参列者一同は研究倫理・生命倫理への意識を高めました。

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