2015年11月09日
11月1日(日)、旧錦生(にしきお)小学校において、三重大学地域貢献活動支援事業「第4回ニシキッズのびのび親子料理教室」が開かれました。
三重大学教育学部食品学研究室(代表:磯部由香教授)では、三重大学地域貢献活動支援事業として、名張市錦生地区のコミュニティを活用した食育プログラムの開発を行っています。この事業は廃校となった錦生小学校の有効活用と地域づくりを目的として平成26年度から実施されています。子どもの興味・関心の高い題材の一つである「食」を対象とした活動に焦点を向け、三重大学教育学部食品学研究室がこれまでに行ってきた食育の実践研究の成果を活用し課題解決へと導きます。
その一環として名張市地縁法人錦生自治協議会と共同で「ニシキッズのびのび親子料理教室」を開催しました。この教室は今年度の4月から始まり、最終回となる今回は、名張の伝統的な家庭料理である「のっぺい汁」を取り上げました。
子どもたちは慣れない手つきながらも、一生懸命のっぺい汁を作り、最後には皆で美味しくいただきました。楽しみながら食の大切さを学ぶ有意義な機会となりました。