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第1回ゼブラフィッシュ創薬研究会が開催されました

2015年11月10日

11月6日(金)、環境・情報科学館において、「第1回ゼブラフィッシュ創薬研究会」が開催されました。

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ゼブラフィッシュは、従来のモデル生物であるラット等に比べて1回の産卵数が多く、また、早期にはヒトの細胞移植に対する拒絶反応がなく、ヒトの体温と同じ環境下での実験も可能な高効率のモデル生物です。今日、ゼブラフィッシュを用いて病態解明や創薬を行う研究がグローバルにも急激に展開されています。今回の研究会は薬理研究や疾患モデル研究、個別化医療研究など、様々な分野において情報交換を行う場として開催されました。

冒頭、開会の挨拶として駒田学長から「新たなベンチャー企業の立ち上げや共同研究のきっかけにつなげてほしい」との言葉がありました。その後、医学系研究科の田中利男教授による基調講演「ゼブラフィッシュ創薬の新しい展開」からはじまり、全国の大学、研究機関、民間企業から延べ29の演題が発表されました。ゼブラフィッシュを用いた最新の研究が次々と発表され、参加者は熱心にメモとりながら、耳を傾けていました。

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また、環境・情報科学館の3階では5枚のスクリーンに1階の発表の様子が中継で映され、大勢の参加者が聞き入っていました。

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今後のゼブラフィッシュを用いた研究による新薬の発見につながる有意義な研究会となりました。

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