2015年10月28日
10月19日(月)、津駅前の伊勢門本店[EBIIRO]にて、第11回三重大サイエンスカフェ「家康の参謀 藤堂高虎(講師:教育学部 藤田達生教授)」を開催しました。
三重大学サイエンスカフェでは、本学選りすぐりの先生を講師に、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、先生のとびっきりの研究をわかりやすく市民の皆さまにご紹介しています。前回多数のご参加申し込みをいただいたため、第10回目の今回も藤田教授よりお話があり、39名の参加がありました。
藤田教授は「高虎は徳川家康の参謀として活躍し、"幕藩体制"を構想しました。この構想は今でいう地方自治の先駆けのようなもので、安定した武家社会の発展に貢献しました」と高虎の功績を紹介する一方、「高虎は身長190cm、体重は100kgを超えていました。まだ品種改良の行われていなかった日本の在来馬ではとても支えきれない体型だったので、自身が乗る馬を探すのに苦労したのではないか」など面白い話題もありました。
お話しの終わりには「高虎の大河ドラマ化について」や、「歴史の教科書の年表は本当に正しいのか」等、話題は多岐にわたり、刺激的な内容に会場は盛り上がりました。
次回のサイエンスカフェは、12月16日(水)、教育学部の伊藤信成教授による「第二の地球は、ホントに存在するのか? -手がかり探しの秘密兵器は!?- 」 が開催されます。ぜひ、ご参加ください!