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「みえ歴史的町並み防災・復興研究会」 第3回公開研究会を開催しました

2015年09月02日

8月22日(土)、三重大学工学部において、「みえ歴史的町並み防災・復興研究会」 第3回公開研究会(研究会代表:浅野聡工学研究科准教授)が開催されました。

東日本大震災では、津波による被害のほかに、津波被害のない内陸部においても、地震動や液状化等によって、木造密集市街地である歴史的町並み・集落や歴史的建造物への被害が生じました。

第3回目となる今回の研究会では、文化財ドクター派遣事業、宮城県の歴史的建造物・町並みの復旧・復興の状況、東日本大震災文化財レスキュー事業について、講演会や討論を通して三重県における歴史的町並みの防災・復興について考える機会が設けられました。

講演会では、宮城県教育庁文化財保護課主任主査の関口重樹氏から「文化財ドクター派遣事業と宮城県の歴史的建造物・町並みの復旧・復興」、国立文化財機構東京文化財研究所主任研究員の森井順之氏から「東日本大震災文化財レスキュー事業の参加を通じて考える将来の備え」と題して話題提供がなされました。

建築関係者や行政関係者、町並み保全団体など約70名が参加したこの研究会において、南海トラフ地震などの来たるべき災害に対して計画的で迅速な復興対策を講じる大変有意義な機会となりました。

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