2015年09月02日
8月28日(金)、津駅前の伊勢門本店[EBIIRO]にて、第10回三重大サイエンスカフェ「家康の参謀 藤堂高虎(講師:教育学部 藤田達生教授)」を開催しました。
三重大サイエンスカフェでは、本学選りすぐりの先生を講師に、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、先生のとびっきりの研究をわかりやすく市民の皆さまにご紹介しています。今回は定員を超える約45人の参加がありました。
藤田教授は築城で有名な藤堂高虎の町づくりや天下分け目の戦い「関ヶ原の戦い」、豊臣家を滅ぼしたといわれる「大坂の陣」での活躍、体格や裏話など、研究内容を紹介しました。
また、藤田教授は「高虎は最初の低い石高から徐々に石高を増やした優秀な武将。このような武将は滅多にいません」と話した上で、「高虎についての研究はほとんど行われておらず、史料についても多く残っていない。高虎像が確立できるよう、まだ知られていない高虎を明らかにしていきたい」と今後の研究に対する熱意を語りました。
最後に行われた質疑応答では父・虎高と高虎の名前や藤田教授が尊敬する武将についてなど、時間いっぱいまで質問が飛びかい、盛況のうちに終了しました。
今回のサイエンスカフェには多数の参加申し込みをいただいたため、次回、10月19日(月)に「第2弾」が開催されます。藤田教授から今回の内容に加えて、新たなお話しも期待されそうです。ぜひ、ご参加ください!
詳しくはイベント情報をご覧ください→https://www.mie-u.ac.jp/topics/events/2015/08/11.html