2015年08月03日
津中日文化センター企画の夏休みこども特別企画「ペットボトルでベビーリーフ栽培」が、7月28日(火)、三重大学附属農場において開催されました。
この講座は植物の生育に必要な要素を学び、毎日継続した生長の記録を行うことで、こどもたちの観察の訓練と忍耐力の向上を目的としています。
今回は生物資源学研究科の奥田 均教授が講師を務め、参加した小学生と保護者の17名に向けてペットボトルで作れるベビーリーフ栽培装置の作り方と植物の観察記録について、実際に作業を行いながら解説がなされました。奥田教授からは「土の中には水だけでなく空気も必要。根っこも私たちと同じように水を飲み、息をしている」という話があり、参加者は興味深い表情で講師の話に耳を傾けていました。
また、午後からは「葉っぱは緑色?」と題した講座が行われ、参加した親子12名が身近な植物の葉に含まれる色素の分離と、植物の種類の違いによる色素のあらわれ方の観察を体験しました。この日も暑い一日となり、参加者は皆、額に汗しながら真剣な表情で作業に取り組んでいました。