2015年08月18日
8月7日(金)、高大連携サマーセミナー「野外地質学入門:大地の成り立ちを野外観察から探る」(教育学部)を開催しました。
今年度の高大連携サマーセミナーは7月23日(木)から8月11日(火)の期間中に各学部で開催され、県内の高校生に本学の研究や教育に対する理解を高めてもらうことを目的に実施されています。
今回は古生物学が専門の、教育学部の栗原行人 准教授が講義と実習を行いました。
まず参加者は地層の成り立ちや観察方法などの説明を受けました。その後地層の調査に使用する「クリノメーター」の使用方法を学び、砂の粒度見本を作製しました。
学生からクリノメーターの説明を受ける参加者
参加者が作成した砂の粒度見本
さらに、津市西部の露頭(地層が出ている場所)にバスで移動し,約1700万年前の地層と化石の観察を行い、記録方法の基礎を体験しました。
座学だけでなく実際のフィールドワークを体験することで、三重大学の研究内容や教育方法をより実感していただければ幸いです。