2015年08月10日
高大連携サマーセミナー「社会保障を考える~少子化問題を題材に」(人文学部)が、8月7日(金)に人文学部校舎102号室において開催されました。
今年度の高大連携サマーセミナーは7月23日(木)から8月11日(火)の期間中に各学部で開催され、県内の高校生に本学の研究や教育に対する理解を高めてもらうことを目的に実施されています。
この日は、社会保障論を研究する人文学部法律経済学科の和田康紀准教授が、大学と同様に90分を1コマとして3回に分けて講義を行いました。
日本の人口の推移や合計特殊出生率のデータを用いて講義を行ったのち、フランス・スウェーデンの文献等の調べ学習を経て、最後の90分講義では少子化社会の中での子ども・子育て支援と女性が働きやすい環境づくりについてディスカッションを行いました。
和田准教授は講義の冒頭に「大学の講義では自ら注意深く主体的に聞く姿勢が大切。今回のサマーセミナーで、大学の講義のリズムを体験してほしい」と述べました。
三重大学サマーセミナーは毎年開催しています。是非、ご自身の進路を考える機会としてご参加ください。