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2015みえアカデミックセミナーで三宅教授が講演を行いました

2015年08月12日

2015みえアカデミックセミナーにおいて、8月8日(土)、地域イノベーション学研究科の三宅秀人教授による講演「すごいぞ!日本の科学技術 -ノーベル物理学賞は青色発光ダイオード-」が開催されました。

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みえアカデミックセミナーは、毎年三重県総合文化センターを会場に、県内14校の高等教育機関の特色を活かしたバラエティ豊かな公開セミナーを開催しています。セミナーは7月11日(土)に始まり、8月9日(日)まで「健康・医療・福祉・歴史・文学・子育て・教育・機械工学」などさまざまなテーマで講演が行われました。この日は約120名が参加し、三宅教授の専門とする発光ダイオードをテーマとした講演に耳を傾けました。

講演の冒頭ではノーベル物理学賞を受賞した青色発光ダイオードについての説明があり、その後、そもそも「光」とは何か、LEDの仕組み、最先端研究についてなど、様々な話がありました。三宅先生からは、聖書の一節やノーベル平和賞のマララさんの言葉についても触れながら、「光は文化的生活をするために一番大切なもの。少しでも多くの人に光が届いてほしい」との言葉がありました。

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三宅先生の講演はとてもユーモラスで、実物のLED照明をはじめ多くの小道具を使いながら話がすすめられ、ブレークタイムでは参加者が楽しみ、また家族で会話が広がるようにサンドイッチの箱を使った光の簡単な工作も用意されていました。軽妙なトークで会場からたびたび笑いを誘う、とても楽しい講演で大盛況の様子でした。

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最後の質疑応答では「交流・直流での損失について」「なぜ赤色・緑色ダイオードでは白色がつくれないか」など、時間いっぱいまで質問に手が上がりました。参加者からは「すごくおもしろかった」「また先生の話を聴きたい」などの声を聞くことができ、とても有意義な講演となりました。

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