2015年08月26日
8月21(金)、22日(土)、講堂小ホールにおいて、第18回リフレッシュ理科教育「LEDで楽しい工作!」が行われました。
今回は、「LEDで楽しい工作!」をテーマに3つの工作が行われました。
第1部 "回して再生!LEDレコード"
第2部 "クル来る回れ!LEDビー玉レンズ"
第3部 "かたかたピカピカ!LEDスター"
1日目は、県内の小中学校の教員を対象に、理科の授業や課外活動に活かしてもらえる題材を提供することを目的に開催され、34人が参加しました。
冒頭、応用物理学会東海支部の宮崎誠一支部長(名古屋大学大学院 工学研究科 教授)から「先生が理科を楽しまないと子どもたちに伝わらない。創意工夫も含めて工作してください」、津市教育委員会教育研究支援課の山口富生主幹から「子どもの理科に対する発見の喜びを大切にしていかなければならない。そのために、先生が理科教育の観点からリフレッシュすることが必要」、三重CST養成プログラムの事業責任者でもある本学教育学部の後藤太一郎教授から「今日、製作したものを授業の中で活用してほしい。先生が変わると生徒が変わり、それにより学校全体が変わる」と、理科教育の発展を期待した挨拶がありました。
その後、参加者は講師の説明をメモに取るなど、熱心に聞き入りながら工作に取り組みました。完成した作品に感嘆の声を上げるなど、理科工作を楽しめた様子がうかがえました。
続いて2日目の理科工作教室は子ども達を対象に1日目と同内容の工作が行われ、これらの実験工作を通じてLEDのいろいろな性質、発光原理などを理解してもらい、LEDがどんなところに使われているかなどを考える機会になればと開催されました。
また、保護者の方々は、別室で「親のための理科教室」と題して地域イノベーション学研究科の三宅秀人教授から光の3原則についての説明や子ども達が作成する実験工作の実物、LEDを使った不思議な展示物もあり、みなさん興味津々に見学されていました。