2015年06月25日
6月24日(水)、タスマニア大学和太鼓クラブ「太鼓虎夢(TAIKO DRUM)」が人文学部を表敬訪問しました。
タスマニア大学と本学とは、1996年に大学間協定を締結しています。その翌年、1997年に交換留学生として本学工学部にやってきたサイモン君が和太鼓の魅力に引かれ、帰国後にタスマニア大学で和太鼓クラブを創立したことが「太鼓虎夢」の始まりです。また、サイモン君の帰国後に、タスマニア大学人文学部のウエキタカメ先生から当時の三重大学人文学部教授の宮本忠先生の元へ「彼らはワインの空ダルを利用して和太鼓の練習をしている」という連絡が入りました。三重オーストラリア・ニュージーランド協会長でもある宮元先生は、協会を通じて「和太鼓募金」を全国に呼びかけ、2003年に太鼓2張を持参してタスマニア大学を訪れたことが今回の表敬訪問のきっかけとなっています。2005年には初めての大学訪問があり、三重大学講堂での学生合同コンサートなどを行っています。
今回「太鼓虎夢」のメンバーは人文学部の後藤 基学部長の元を訪れ、僅かな時間ではありましたが懇談を行って互いに交流を深めました。後藤学部長からは「三重大学へようこそ。これからも互いに良い関係を築いていきましょう」と一行を歓迎する言葉がありました。懇談の中では、タスマニアには無い文化である「応援団」が話題に上り、メンバーは興味津々に話を聞き、動画を驚きの表情で見ながら大変興味を惹いたようでした。
今回の訪問では学生合同コンサートは行われませんでしたが、次回の訪問では、応援団とのコラボコンサートが実現するのかもしれません。