2015年06月02日
6月2日(火)、社会連携研究センター3階研修会議室において、「国立大学法人三重大学と南伊勢町との連携・協力に関する協定締結式」を挙行しました。
駒田美弘学長、小山巧南伊勢町長の両名が、石垣英一三重県副知事を立会人として協定書に署名を行いました。署名後には、南伊勢町のマスコットキャラクター「たいみー」から駒田学長へ「たいみー」のぬいぐるみが贈呈されるなど、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
後半には駒田学長、小山町長、石垣副知事、矢野次男南伊勢町副町長、松田裕子南伊勢町まちづくり政策監、鶴岡信治理事・副学長(研究・国際交流担当)、西村訓弘副学長(社会連携担当)とともに記念撮影を行いました。
この日は、同センター3階に設置された南伊勢町の分室「南伊勢町創生戦略室」の看板除幕式も執り行われ、地域創生の実践に対する互いの志を新たにしました。
本協定により、三重大学は、南伊勢町が行う地方創生地方版総合戦略の策定および実行支援のための委員会への参加や地域ワークショップの開催支援のほか、若者定住対策のための児童生徒の学力向上と合わせた大学入学枠の検討、高齢者福祉対策のための地域包括ケアシステムへの支援、町立南伊勢病院の機能強化へのアドバイス、防災・減災対策としての南伊勢町国土強靭化計画の実行支援、地域産業振興としてのバイオマス産業都市構想の実現とバイオマス発電排熱を利用した産業支援や新たな養殖魚種等養殖技術支援および機能性研究、農産物の産地化支援など、幅広く三重大学と南伊勢町が連携並びに協力して、実践することとしています。