2015年05月01日
欧州特許庁が主催する、欧州発明家賞の非ヨーロッパ諸国部門において、「カーボンナノチューブ」開発メンバーの小塩明 助教(三重大学工学研究科)、開発者のNEC特別主席研究員の飯島澄男氏および、産業技術総合研究所の湯田坂雅子氏がノミネートされました。
2006 年に設立された欧州発明家賞は、技術的、社会的、経済発展に貢献した優れた発明に対して付与するもので、産業部門、研究部門、中小企業部門、非ヨーロッパ諸国部門と功労賞の5 つの部門と、一般からの投票で決まる「Popular Prize(ポピュラープライズ)」で構成され、毎年5 つの部門から各3 名(チーム)、合計15 名(チーム)がノミネートされます。
日本からのノミネートは本件で5件目となります。
○受賞
・2014年:原昌宏氏および開発チーム(QRコード)... ポピュラープライズ
○ノミネート
・2009年:佐々木正一氏(ハイブリッドカー、パワーコントロールシステム)
・2007年:中村修二氏(青色発光ダイオード)
・2007年:中西茂雄氏、山中巌氏(プログラフ、免疫抑制剤)
受賞者には6月11日にパリで開催される欧州発明家賞授賞式にて、賞が授与される予定です。
小塩先生の今後の活躍に要注目です!
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