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記者会見「三重大学・南台科技大学 合同プロジェクト 『2015 Ene-1 GP SUZUKA』 参戦発表記者会見」を開催しました

2015年05月18日

5月13日(水)、総合研究棟Ⅱ第2・3会議室において、三重大学と台湾の南台科技大学との合同プロジェクト「2015 Ene-1 GP SUZUKA」 参戦発表記者会見を開催しました。

今回の記者会見は、台湾・南台市にある南台科技大学とオンラインで会場を結び、通訳を介しての国際合同記者会見として開催されました。ここでは体制の発表と参戦車両のお披露目が行われました。

20150513_Ene-1GPSUZUKA参戦記者会見 (5)_R

三重大学と南台科技大学は2014年11月に連携協定を締結しています。その中で更なる学生交流や技術交流を目指し、鈴鹿サーキットで行われる次世代エネルギーカー競技「2015 Ene-1 GP SUZUKA」を最初の実践の場として選び、国際合同チームを結成、今回の参戦を決めました。

「2015 Ene-1 GP SUZUKA」とは、単三型充電池40本で走る車両を使い、鈴鹿サーキット3周の合計走行タイムを競うタイムアタック競技です。「ものづくり」と「エネルギーマネジメント」がテーマの本大会には、下は中学生、上は社会人まで、全国各地から多くの挑戦者が集います。今回、両大学の学生チームが、車両制作と走行シュミレーションとで役割を分担し、大会史上初の国際合同チームとして出場します。
本大会には両大学ともに初出場となるため、出場までのハードルは低くはありませんでしたが、チームのチャレンジ精神に賛同して台湾の大魯閣(タロコ)グループがサポートに手を挙げてくださり、競技の核となる車両のベースとして、キットカーを提供していただきました。
三重大チームでは、本プロジェクトのチームマネージャーの工学部電気電子工学科4年の山本 優(ゆたか)さんを中心に、約10名メンバーが参加しています。チーム顧問・技術指導となる工学部電気電子工学科の矢代大祐助教のもと、高い燃費・回転速度・回転トルクを両立する車両をめざして車両制作に試行錯誤を重ねています。
また、南台科技大チームでは、工学部機械工学科の20名を超える学生たちが、張 崴縉(チョウ イシン)准教授のもとでエネルギー制約下で最も短いタイムを実現するための走行のシミュレーションを行います。

内外から心強いバックアップを得て、学生たちは日夜、国境を越え、言葉の壁を越え、オンラインで議論を重ねながら、車両の制作・調整に励んでいます。来月6月12日には両大学の学生が合流し、現地でのテスト走行を行う予定です。

8月2日に開催される「2015 Ene-1 GP SUZUKA」の表彰台を目指して、チームの暑い夏が始まります。

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