2015年03月03日
2月27日(金)、附属病院新外来・診療棟において完成式を挙行しました。
約200名の大学関係者及び来場者の方々が見守る中、文部科学省高等教育局医学教育課の島居剛志課長補佐、鈴木英敬三重県知事、坂口力元衆議院議員、内田淳正学長、伊藤正明病院長により、新外来棟のホールにおいてテープカットが行われました。
(写真左から:内田学長、坂口元衆議院議員、島居課長補佐、鈴木三重県知事、伊藤病院長)
伊藤病院長は「現在の病院が設置された昭和48年から約40年ぶりの再スタートとなります。救命救急医療の充実など、これまで以上に皆様のご期待に添えるよう病院職員一丸となって邁進してまいります」と挨拶しました。
内田学長は「平成19年度よりスタートした病院再開発計画も、皆様のおかげでようやく完成に近づいてきました」と喜びを表し、「より安全・安心な医療の推進を成し遂げてほしい」と期待を込めて挨拶しました。
完成式後の内覧会では、新外来・診療棟の最新設備を備えた手術室等を廻り、参加された方々は興味深げに見学されていました。
三重大学附属病院新外来・診療棟は、現在の外来棟と比べ、診察室を96室から131室へ増設するほか、高度生殖医療センターの新設や外来化学療法部の充実、ハイブリッド手術室を含む手術室の増設や最新設備の導入など、質的向上と量的拡大の両面から診療機能を向上させています。
今後は、本年5月7日を予定しているオープンに向け、各設備・機材の搬入や設置を進めていきます。
新しい病院に是非、ご期待ください。