2015年03月16日
教育学部授業科目「教育工学演習/メディアリテラシーと情報表現」(担当教員:下村 勉)では、学習成果の一部を毎年統計グラフ三重県コンクール「パソコン統計グラフの部」に応募しています。今年度も6名(7作品)が応募し、5作品が入賞、うち2作品が知事賞と教育長賞を受賞し、この2作品は全国コンクールに出品され、佳作に入賞しました。
教育学部委託生(教員内地留学生)の高橋倫子さんは、「三重パパ「イクメン」急増中!?」をテーマに、三重県における共働き世帯の子育て環境の中で、特に父親の子育て「イクメン」に着目したポスターを作成しました。たくさんある情報の中から必要な情報を絞り込み、タイトルは興味を引くように工夫し、社会が子育てしやすい環境になればとの思いを込めたポスターにしたそうです。
教育学部4年生の多湖春香さんは、「STOP!虐待」をテーマに、これまで関わってきたボランティアやアルバイトで得た児童虐待についての情報を知ってほしいとポスターにまとめました。色使いやフォント(種類や大きさ)にこだわり、グラフの見やすさを追求して作成したそうです。
授業の中で受講生がお互いの作品についてコメントを出し合い、何度も作り直したと感想を語ってくれました。
高橋倫子さん(左)と多湖春香さん(右)
授業担当の下村 勉教授と一緒に
お二人の作品は、三重県庁やアスト津で展示され、三重の統計情報みえData Boxのホームページに掲載されています。
http://www.pref.mie.lg.jp/databox/concour/conc.htm
また、教育学部附属教育実践総合センター内にも掲示されます。ぜひご覧ください。
ICT夢コンテストは、全国からICTを活用した実践事例を募集し表彰するコンテストです。
大学院教育学研究科1年の中廣健治さん(教員内地留学生)は、「高校生が特別支援学校の生徒用VOCAを作成する授業実践」と題して、iPadを利用した支援者への意思伝達ツールVOCAを作成する授業実践の結果をまとめ、日本教育情報化振興会奨励賞を受賞しました。
VOCA(ボカ)とは、Voice Output Communication Aidsの略です。
中廣さんは、3月6日(金)~7日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で開催された平成26年度「教育の情報化」推進フォーラムで行われた表彰式に出席し、受賞実践事例として発表しました。
指導教員の下村 勉教授と一緒に フォーラムで発表の様子
現代の情報社会の中で、情報を効果的に発信する方法やICTの活用はとても重要ですね。
受賞された3名の皆さん、おめでとうございます。