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三重大学・JICA連携講義「国際協力入門」が行われました

2015年01月14日

1月14日(水)、共通教育校舎2号館183番教室において、今年度10月より新規開講した共通教育・統合教育科目「国際協力入門」(担当:国際交流センター江原宏副センター長、長縄真吾特任准教授)の招へい講師として、独立行政法人国際協力機構(JICA)中部国際センターの鈴木康次郎所長をお招きし、「ODAの意義とJICAの役割」と題して講義をしていただきました。

三重大学は、昨年10月16日にJICA中部国際センターと連携覚書を締結し、三重大学にとっては国内外の国際関連組織との連携強化、JICAにとってはグローバル人材育成等を視野に入れた教育機関等との連携を進めていくこととなりました。本科目は、この覚書にともなう連携事業の第一弾として共通教育科目として開講されたものです。(参考:2014年10月16日トピックス記事

この講義は、開発途上国に対する国際協力の第一線で活躍してきたJICAの職員・専門家や、大学教員、国際機関職員、NGO、自治体の方々をゲスト講師として招き、現場での体験を語っていただくオムニバス形式で行われています。共通教育科目としての開講ながら、1~2年生のみならず3~4年生および大学院生も含め、当初予想を大きく上回る50名以上が履修する人気科目です。

今回の講義で鈴木所長から、日本の政府開発援助(ODA)の意義とJICAの役割について詳しくお話しいただき、時折学生との意見交換を交えながら生き生きとした講義が進められました。

鈴木所長は「この講義を通して、国際協力の意義をよく理解し、周囲の人にも自らが得た"気づき"を伝えていってくれれば」と穏やかな口調で感想を述べられました。


右写真:講義を行う鈴木所長


11月8日の講義ではJICA中部「なごや地球ひろば」(国際協力の体験学習施設)を訪問しました。

「国際協力入門」は1月28日(水)が今期の最終講義となります。平成27年度は前期教養教育科目として引き続き実施予定です。

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