2015年01月30日
三重大学は、1月28日(水)の「平成26年度省エネ大賞」表彰式(東京ビッグサイト)において、部門最高賞である「経済産業大臣賞」を受けました。
全部門応募総数140件のうち4件のみが選ばれる最高賞を手にした本学に対し、内田淳正学長が授賞式のトップバッターで、表彰状と金色に輝くトロフィーを経済産業大臣政務官の関 芳弘氏より受け取りました。
表彰式後には受賞者事例発表会が行われ、省エネ大賞審査専門委員会の高村淑彦委員長から「三重大学は、学長の優れたリーダーシップのもと、学生との協働・地域に根差した省エネ対策・専門家の協力などのマネジメントを実現している」との講評をいただきました。また、地域イノベーション学研究科の坂内正明教授から全学をあげたスマートキャンパス構築による省エネ推進について発表があり、会場には大きな拍手があふれました。
このたびの受賞では、本学の先進的な省エネ設備の導入とスマートキャンパスの取り組みおよび学長のリーダーシップの発揮が高く評価されました。設備面ではガスコージェネレーションでの発電、排熱を冷温熱に変え、需要が大きい夏季に大幅な省エネと節電を実現し、高湿な地域に有効な除湿優先のデジカ ント機導入、キャンパスにおける省エネと快適性の両立、太陽光発電の電気を直接利用する次世代LED照明、デマンドレスポンスに基づく課金制度や、省エネ行動の成果をその場でみられるポイントシステム等、類を見ない先進的で斬新な取り組みを行っています。2013年には原油換算エネルギー原単位で2010年比20.4%(CO2排出原単位27.3%)削減を達成しています。