2014年10月28日
10日20日(月)、三重大学医学部病態医科学研究棟2階において、標記授与式が行われました。
走りながらがん研究の募金を呼び掛けるチャリティイベント「生命(いのち)の駅伝」(EKIDEN for LIFE(生命の駅伝)実行委員会主催)が、平成26年5月16日(金)から5月25日(日)に県内を中心に行われ、頂いた募金が三重大学に授与されました。
伊藤正明 病院長より「たくさんの方々にご協力を頂き、御礼申し上げます。頂いた募金を元に、がん研究をより進めていきたいと思います」との挨拶とお礼があり、中瀬一則 がんセンター長より「三重大学のがんセンターが中心となり、地域の拠点病院とインターネットを介して緊密に連携をとり、県民の方が安心して暮らせるようなネットワーク作りを発展させていきたいと思います」との今後のがん治療に対する取組の説明がありました。
(写真左)伊藤病院長・(写真右)中瀬がんセンター長
また、命の駅伝実行委員会 田島和雄 顧問より「日本ではこのような活動は芽生えにくいが、20年も継続できたことに敬意を表します。がんは治る病気になりつつありますが、そのためにも地道な研究が必要です」と、命の駅伝実行委員会 白石泰三 顧問より「大学内の人間としてとは別に、住民からの視点がこの活動を通して広がりました。三重県全体にがんセンター機能を持たせるためにも、マラソンのように継続して行っていきたいです」と、今後の抱負がありました。
最後に、命の駅伝実行委員会 上村眞由 事務局長より「がん医療は日進月歩で進歩していますが、県民の意識が追いついていないと感じています。三重大学にがんセンターがあり、がんに対して様々な取り組みを行っていることを県民に知ってもらえるよう、医療関係者の皆方と協力して体制を作っていきたいです」と、今後の課題と取組の説明がありました。
(写真左)田島顧問・(写真右)白石顧問上村事務局長
頂いた募金は、今後のがん研究資金として活用されます。
たくさんのご協力を頂き、ありがとうございました。