2014年09月11日
9月8日から11日までの4日間、人文学部において標記講座が開催されました。
三重大学は、平成26年度文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業に採択され、「地域の舞台芸術振興のための特色あるアートマネージメント人材育成~<生きる力>を育むためのアートカリキュラム~」の事業を展開しています。本講座はその事業の一環として、芸術文化が私たちの生活や社会と関連しているものであることを理解し、アートの可能性を発信できるようなアートマネージャー(制作者)の育成を目的に開催されました。
講座には延べ160名が参加し、「『アートマネージメント』概論」、「アートと社会」、「劇場における活動」、「アート~劇場~社会」をテーマに、舞台芸術の各分野で活躍されている専門的な講師陣が4日間にわたって講義を行いました。
メモを執る受講生 ・ 質疑応答を行う講師陣
毎日の終わりにはディスカッションも行われ、活発な意見交換がなされました。また、最終日の質疑応答では、「三重県総合文化センターと津あけぼの座の連携の成功要因について」や「劇場における後継者問題」など、様々な質問が行われました。
参加者は皆、アートマネージメントに必要な基礎的概念を学ぶため、真剣な眼差しで講師陣の話に耳を傾けていました。
また、9月26日(金)には、「これからの日本の公共劇場のあり方」、「東海圏の劇場のゆくえ」を題目としたシンポジウムが行われます。ご興味をお持ちの方は以下URLよりご参照のうえ、お申込をお願いします。
(人文学部ホームページ: https://www.human.mie-u.ac.jp/event-p/20149811926.html)