2014年09月08日
9月3日(水)、標記防災訓練が行われました。
この訓練は、9時20分に南海トラフを震源とする巨大地震(マグニチュード9.0、津市内震度7、津市沿岸部の津波浸水1~4m)を想定した図上訓練を実施し、初動体制確立段階までの主要機能について訓練し、その対応能力の向上を図るとともに、三重大学危機管理マニュアル等の実効性・有効性を検証することを目的として行われました。
訓練は附属病院や附属農場なども含めた大学全体で取り組みました。また、災害時の停電を想定して電灯やエアコンなどを停止して行われ、教職員はみな額に汗を浮かべながら本番さながらの真剣な表情で訓練に取り組みました。
(左)災害対策本部本部員会議の様子 ・ (右)停電の中での情報収集活動
(左)工学部部局隊への学長視察 ・ (右)講評・総評の様子
訓練の最後には、三重大学防災アドバイザーの川口 淳准教授から講評があり、その中で「三重大学は構成員が1万人超であり、小さな市町村より大きな規模。その構成員を守るという意識をしっかり持って今後も取り組んで欲しい。」との言葉がありました。また、内田学長からは「年々真剣味が増し、動きも迅速になったと感じる。日頃から災害に対する心構えを持ち、有事の際に少しでも多くの人を支えられるように」と総評がありました。
午後からは初期消火訓練やエレベータ内閉じ込め者救出訓練などの実働訓練も行われ、とても有意義な防災訓練となりました。
12月には避難訓練や他機関等との連携訓練等を含めた総合的な訓練の実施を予定しています。
(左)初期消火訓練の様子 ・ (右)エレベータ内閉じ込め者救出訓練の様子