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上野高校の生徒たちが地域の課題をテーマにしたSPPを実施しました

2014年08月19日

三重大学伊賀研究拠点では昨年度から獣害対策や竹害対策をテーマに森林・里山整備の活動などを実施しています。

また伐採した竹を使用し簡易型炭焼き釜(スミヤケール)で炭にする研究も進めてきました。これらの経験を活かし、高大連携事業の一環として上野高校とSPP事業を8月の4日(月)と5日(火)実施しました。

今年のテーマは「竹の有効利用」でした。
4日は伊賀研究拠点からバスで東南に30分ほど行った里山(伊賀市青山町付近)でフィールド学習をしました。

                                                                                            フィールドで学習

竹の侵入を受けている杉や檜の森の現状を観察したあと実際に竹の伐採もしました。翌日は、竹炭の吸着能力など諸性質を調べる実験をしました。


(写真左)竹炭の作り方を学習 と 竹炭(右写真)

さらには防災対策へ活用することもテーマにし、使用済みペットボトルに竹炭や砂などを詰めて泥水を浄化する簡易装置の試作も行いました。観察や実験の成果は班ごとにまとめ8月8日(金)上野高校内で発表会を開催しました。

SPPの詳細な内容や伊賀研究拠点の里山整備活動などは、伊賀研究拠点のHP(http://www.iga.mie-u.ac.jp)の活動報告から参照ください。

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