2014年07月30日
7月29日(火)、旧三重大学附属病院3階南側 スキルズラボにおいて、標記セミナーが行われました。
平成26年度三重大学高大連携サマーセミナーは、7月22日(火)から8月8日(金)の期間中に各学部で開催され、県内の高校生に本学の研究や教育に対する理解を高めてもらうことを目的に実施されています。
今回のテーマは「シミュレーションを用いた体験型医学医療教育-生理、解剖から、最新外科手術まで」で、医学部医学科によって主催されました。
7月29日(火)の実習では、講師に櫻井洋至 三重大学医学部准教授により、Basic Surgical Skill for Future Skillful Doctorsのテーマで外科基本手技の実習が行われました。「お手伝いなどでお料理の好きな方は外科に向いているかもしれませんよ。皆さんも大切な人に手作りのチョコレートやお菓子を贈った経験がありますよね?たとえますと最も大切な体の中の手術は調理のプロセスである、丁寧な皮膚の縫合はラッピングのようですね」と高校生に医学の魅力を伝え、縫合術の指導を行いました。
デモ手術を行う医学科5年生の位田さんと解説を行う櫻井准教授(写真左)・最新機器を使用した講義。講師の技術を大画面で確認できます!(写真右)
参加した県内の高校生31名は、本物の手術道具を使用し、縫合手術の体験を行いました。
「実際に目で見てやってみて、先生の技術の凄さがわかった」 、「医学に興味があり、すごくいい体験になった」と、参加した高校生たちは熱中して実習に取り組んでいました。
縫合に熱中する参加者(写真左)・「ここの糸をこう皮に・・・」と先生から直接指導が入ります!(写真右)
最初は不慣れだった手つきも徐々にスムーズに(写真左)・セミナーで使用した医療器具は全て本物!(写真右)
医学の魅力を実感できたサマーセミナーとなりました。