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第5回学内サイエンスカフェを開催しました

2014年06月12日

5月12日(月)、情報・環境科学館3階において、第5回学内サイエンスカフェを開催しました。

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今回のテーマは「衛星データの信頼性と系外惑星の環境探査の関係~月の観測が結ぶ天文学と宇宙工学~」。

元JAXA研究員の伊藤 信成教育学部教授より、人工衛星による惑星の観測技術についての講演がありました。地球規模での環境変動を把握するために、人工衛星による観測が行われています。そんな人工衛星の軌道の精度を高めるための月較正技術や、データ観測の詳しい原理、他の惑星の生命検出の方法など、興味深いお話を沢山されました。特に、宇宙空間で人工衛星の観測精度の劣化を防ぐ「コンタミネーション・コントロール」という研究を行っている大学は、国内では三重大学しかありません!

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講義をされる伊藤 信成教授

講演終了後には、お茶を飲みリラックスした雰囲気の中、他学部の研究者の方々との意見交換も行われ、学内の研究交流を活性化させる良い機会となりました。参加者は現代の科学技術に驚き、遠い宇宙へ思いを馳せながらサイエンスカフェは終了しました。
地域から世界へ、そして次は宇宙へ・・・三重大学の今後に目が離せません!

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