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フィジー国立大学および南太平洋大学と学術・学生交流協定を締結しました

2014年05月12日

内田淳正学長、堀 浩樹理事(国際交流担当)、江原 宏副学長(国際担当)他がフィジー共和国を訪問し、フィジー国立大学(FNU)と5月5日(月)に、南太平洋大学(USP)と5月6日(火)に、それぞれ学術・学生交流に関する協定を締結しました。三重大学はこれまで34か国90校と協定を締結済(20143月末時点)ですが、フィジーを含む太平洋諸島諸国の大学との協定締結は今回が初めてとなります。署名式には両大学関係者のほか、在フィジー日本国大使館からも同席いただき、フィジーの現地新聞およびテレビでも大きく取り上げられました。

 
(写真左:FNU Chand学長と内田学長、写真右:USP Chandra学長と内田学長)

FNUは、2010年に国内の5つの技術系大学および専門学校が統合されて発足したフィジー共和国最大規模の大学です。三重大生物資源学部のAlok Kalla博士が准教授として同大学に赴任したことが両大学の関係構築のきっかけとなりました。

協定締結を受けて翌6日に学長一行はFNU医学部を訪問し、今後の医学部間の学生交流や学術交流の可能性について具体的な協議を行うとともに、医学部キャンパスおよび日本の支援で設立された看護学科キャンパスを視察しました。

 
(写真左:三重大OBAlok准教授(左から3番目)と学長一行、写真右:RouseFNU医学部長(中央)の案内で医学部キャンパスを視察)

USPは、1968年に南太平洋地域の12か国の政府が共同出資して設立された地域大学で、各加盟国間をつないだ衛星システムによる遠隔教育が行われています。協定の署名式は日本のODAで2010年に設立された日本・太平洋ICTセンターにて行われました。

また、三重大学はJICA草の根技術協力事業により、USP海洋学科とともにフィジー5番目の離島であるガウ島の持続可能な開発を2013年より支援中です。プロジェクト現地責任者のJoeli前海洋学科長も署名式に立ち会いました。

 
(写真左:日本・太平洋ICTセンター前にて、写真右:ガウ島プロジェクト現地責任者のJoeli前海洋学科長と懇談する内田学長)

 

 

 

 


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