2014年05月26日
5月22日(木)、標記説明会及び見学会が行われました。
スマートキャンパス実証事業は再生可能エネルギーなどの活用によるCO2排出量の削減を目的とし、平成23年10月からスタートしました。風力発電、太陽光発電、ガスを利用したコージェネレーションシステム(発電時に発生する排熱を、温水や蒸気として回収し、附属病院で利用するシステム)、電力を安定的・効率的に蓄放電する蓄電池、全体を一体化して運用するためのEMS(エネルギーマネジメントシステム)などが本格稼働しています。
今回は、「環境教育実践(MIEUポイント)」の授業の一環として新入学生を対象に、坂内正明地域イノベーション学研究科教授による本事業のプレゼンテーションが行われ、その後、各設備の見学を行いました。
坂内教授は「これからの夏の時期、13~15時が電力消費のピーク。その間に電力を抑える活動をしていきたい」と学生に呼びかけ、「エネルギーの使用量をいかに少なくするか、上手くつかえるようにするかが大事」と話しました。新しく本学の一員となった学生にとって、世界一の環境先進大学を目指して取り組んでいる事業について知識を深める有意義な機会となりました。
プレゼンテーションを行う坂内教授 蓄電池の施設前にて
高さ58mの風車で一般家庭約90世帯分の電気を賄えます
ガスコージェネレーション設備の見学 防音扉を開けた時の実際の音の大きさを体感する学生たち