2014年04月30日
4月18日(金)、三重県・三重大学 みえ防災・減災センターにて標記開所式が挙行されました。
左側より、信田 三重県副教育長、稲垣 三重県防災対策部長、鈴木 三重県知事、内田 学長、吉岡 センター長、畑中 副センター長
鈴木英敬 三重県知事から「政策と学術的な知見を組み合わせ、県民の命を守るために全力を尽くす」との抱負があり、内田淳正 三重大学学長から「県と協力して人材の育成と研究に取り組みたい。行政と一体となった訓練、研究体制など、新たな展開が始まることを祈念し、今後のセンターの発展を願っている」との言葉がありました。また、センター長の吉岡基 三重大学研究担当理事・副学長から「既存の災害対策に加え、住民、地域、企業、NPOと協力していきたい。万が一のときに『センターがあって良かった』と思えるような場所にしたい」と抱負が述べられました。
大学と県が一体となった防災組織は全国初の取り組みです。今後はこのセンターが防災人材の育成、災害に関する伝承・古文書・フィールド情報の収集、防災・減災におけるシンクタンク機能、市町・大学・企業等を結び付ける「防災ハブ」としての機能などを発揮し、三重県の防災・減災に貢献することが大いに期待されます。