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大型風洞実験施設における実験公開を行いました

2014年04月24日

4月18日(金)、社会連携研究センター新産業創成研究拠点の大型風洞実験施設において、標記実験公開を行いました。

本施設は、風力発電の信頼性向上研究や企業と風力発電関連、車両や構造物の流体力学研究などの共同研究・受託研究を行っています。今回、共同研究を行う鈴鹿市の株式会社ボルテックスが自動車を運びこんで行う実験の様子を報道関係者に公開しました。

株式会社ボルテックスは、平成20年度から風洞実験施設を使った共同研究を行っています。代表の中嶋昭宏社長は、車全体を風洞実験施設に入れて測定するための実験装置作りから始め、本番でサーキットを走る車を風洞実験施設へ入れて手作りのテストパーツを装着してデータを取り、世界最速のチューニングカーへ装着するエアロパーツを開発しました。昨年10月にオーストラリアのシドニーで開催されたチューニングカー世界最速王決定戦と言われるワールドタイムアタックチャレンジ(WTAC)で優勝したのは、オーストラリアのチーム「TILTON」。その車に装着されたエアロパーツを開発したのが、鈴鹿市の株式会社ボルテックスです。

実験公開では、工学部の前田太佳夫教授から風洞実験設備の目的や概要などについて、ボルテックスの中嶋社長から風洞実験の内容などについての説明があり、その後、実際に風洞実験が行われました。

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研究内容の説明をする前田教授                       報道関係者に実験内容を話す中嶋社長

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風洞実験の様子

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