2014年01月22日
1月21日(火)、協定校であるモンゴル国立大学のバトトルガ理事(国際関係・公共政策学部長)が来学しました。
モンゴル国立大学とは、2010年10月に大学間協定を締結しており、現在、日本学生支援機構(JASSO)のプログラムを利用して、4人の学生が三重大学に留学しています。
その学生も出席し、堀理事、江原副学長ら関係者とバトトルガ理事が今後の両大学の交流について、意見交換を行いました。
堀理事は「三重大学は、中国や韓国の東アジア諸国だけでなく、ASEANなど他のアジアの国々との友好関係を築いていくことを模索している。モンゴル国立大学もその一つ。今後は共同プロジェクトなどを通じ、交流のパイプを太くしていきたい」と述べ、学生交流について話が及ぶと「現在三重大学では学生寮の増設を検討中で、留学生の受入れ体制の強化に努めている。モンゴル国立大学からの留学生も歓迎するので、前向きに検討していただけたら」と話しました。
また、バトトルガ理事からは「モンゴル政府も人材育成の観点から学生の海外派遣には前向きであり、アジアの中でも教育レベルの高い日本とは双方向での交流を強く希望している。三重大学との交流は、今までは個々の教員によるものが主だった。今後は、より組織的に交流を進めていくと同時に、更なる交流の発展について考えていきたい」とのお話がありました。
今回のバトトルガ理事の来学をきっかけに、両大学の交流の深化が期待されます。