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生物資源学部の学生が文部科学省主催第3回サイエンス・インカレに出場します

2014年01月27日

サイエンス・インカレとは、学生の能力・研究意欲を高め、創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に、自然科学分野を学ぶ全国の学生が自主研究の成果を発表し競い合う場として、文部科学省が主催するイベントで平成23年度から開催されています。
全国の大学から多くの学生が応募し、口頭発表部門48件程度、ポスター発表部門128件程度が選抜されます。

書類審査の結果、生物資源学部の4人の学生が選ばれ、3月1日(土)、2日(日)に幕張メッセ国際会議場で行われる第3回サイエンス・インカレで発表を行います。

口頭発表部門で発表する4年生の萩尾華子さんのテーマは「マハゼの視覚特性に関する組織解剖学的研究」で、魚類では特殊な光環境に生息するマハゼに焦点を当てて研究を行いました。
視覚研究では、視野や色覚などが種の生態を反映しますが、ハゼ類の視覚研究については十分でなく断片的な情報しかありません。
今回の研究は、マハゼの生息環境への適応性の検討及びマハゼの汽水域での底生生活戦略の解明を目的として行われました。
萩尾さんは「高校生の時、パシフィコ横浜で口頭発表をする機会があり、そこで人に伝える喜びを知った。サイエンス・インカレでも、私が感じた研究の面白さを伝えたい」と意気込みを語りました。

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また、ポスター発表部門で選抜されたのは、夏季休暇中の自由研究で「凍土で水は止まるのか?」をテーマに研究・実験を行った石井麻友さん、石田侑里さん、八谷知美さんのグループです。
研究では、町屋海岸で採取した砂を水槽に入れ、-20度のエチレングリコール水溶液を用いて実際に凍土を作りました。
その後、水槽に水を流し込んで凍土が遮水性を有することを視覚的に実証しました。
石井さん、石田さん、八谷さんは「研究を進めていくうちにもっと凍土について知りたいと思うようになった。発表するからには上を目指して頑張りたい」と力強く抱負を述べました。
なお、この自由研究の様子は本学のトピックスでも取り上げましたので、こちらも合わせてご覧ください。
https://www.mie-u.ac.jp/topics/kohoblog/2013/08/2-8.html

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萩尾さん、石井さん、石田さん、八谷さん、あと約1か月ですが、発表に向けて頑張ってください!

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