2013年09月13日
9月12日(木)、三重県庁において、標記協定締結式が行われました。
平成24年6月、「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が施行され、本年3月には実演芸術に関する豊富な知見等を有する大学等と地方公共団体の連携・協力の推進等を内容とする「劇場、音楽堂等の事業の活性化のための取り組みに関する指針」が策定・公表されました。
これを受けて、本学と三重県は、三重県文化会館において実施する演劇等を活用した教育活動等、大学で実施する講義への三重県文化会館職員の講師派遣、本学による劇場事業への講師派遣等の協力・連携に関する協定を締結しました。
締結式には内田淳正学長と鈴木英敬三重県知事が出席し、協定書にサインを行いました。
鈴木県知事は、「全国で初となるこの協定を結べることを嬉しく思う。協定を結ぶことで、しっかりと組織と組織との間で連携の確認ができ、三重大学に協力してもらいバライエティに富んだ人材育成をし、実演芸術を活性化させたい」と述べました。内田学長は「三重県とは今までに防災、医療、教育で協定を 結んできた。今回、芸術の分野で新たに協定を結ぶことは、非常に意義のあること。学生や教員が実演芸術に関わることで、三重大学の一つの教育目標である『コミュニケーション力』を身に着けることができる。色々な芸術の催し物に参加していってほしい」と述べました。
鈴木知事と内田学長㊨
協定締結により、一層協力関係が深まり、今後の活発な交流が期待されます。
協定締結を重ねてきた本学と三重県、会場は終始和やかな雰囲気でした