2013年09月02日
8月21日(水)、工学部技術部による標記セミナーが開催されました。
このセミナーは今年で5年目となるもので、8月6日・21日・22日に5つのテーマに分けて行われます。
今回は「最先端の電子顕微鏡に触れてみよう!」をテーマに中学生3名が初めての電子顕微鏡を体験しました。
中村昇二技術長が講師を務め、まず電子顕微鏡についての説明がありました。普段学校で使っている光学顕微鏡の倍率が数十倍~数百倍なのに対し、電子顕微鏡は何十万倍という倍率でものを見ることが出来ると知り、3名は驚きの表情を浮かべていました。
説明が終わると、次は観察用のサンプルの作製です。
顕微鏡に用いるサンプルはもちろん小さく、細かい作業に苦戦しながらもなんとか完成させることができました。
(左)説明をする中村技術長 (右)サンプルの作製を行う参加者
サンプルが完成し、いよいよ電子顕微鏡の出番となります。
中村技術長の指導のもと、電子顕微鏡を使って花粉、昆虫、研磨剤などをミクロの世界で観察を行いました。
参加した3人はとても興味深い様子で、目を輝かせながら普段目にすることができない世界を覗いていました。
(左)走査型電子顕微鏡に映る花粉 (右)透過型電子顕微鏡を覗く参加者