2013年09月24日
生物資源学部資源循環学科では、研究室配属前の2年生がいくつかのグループに分かれ、研究活動を教員指導のもとに行う自由研究を行っています。
今年度は7グループが夏季休暇中の自由研究に取り組んでいます。
9月20日(金)は、附属農場にて、畑の土壌水分量の空間分布に関する研究を行っているグループの取材を行いました。
この日は、3日前に水を抜いて稲が刈られていない水田土壌の水分量を計測しました。
10m×50mの水田で作業を行いました
水分量の測定には、土壌水分計を用います
2m間隔で土壌水分計を刺し、それぞれの点で水分量を調べます
担当教員である坂井勝講師は、「30日(月)には、稲を刈った水田の水分量の計測を行い、今回の計測結果と比較する予定。稲が無い分、日光が地面に当たるので今回よりも水分量が減少するが、どの位置がどの程度減少するのかを計測してほしい。また、学生に直接土に触れてもらうことも重要。土に触れることで、今後の授業や研究のイメージが掴めると思う」と話しました。
坂井講師(左から2番目)が学生にアドバイスをしています
自由研究に取り組んでいる学生は、「他の自由研究のテーマと内容が異なっているため、面白い」、「小さい頃に田んぼで遊んでいたので、懐かしい」といった感想が聞かれました。
研究の成果は、11月中旬に行われる報告会で発表される予定です。